2019年11月6日水曜日

高知水源林協議会視察研修

10月31日、11月1日に兵庫県朝来市にあるバイオマス発電所へ研修に行ってきました。
平成28年に操業を開始したこの発電所は売電を目的としておらず、兵庫県森連、朝来市、兵庫県、関西電力等が一緒になり、地域の林業振興のために造られた経緯があります。造材の過程で利用されず従来は山へ残していた枝、株等を20年間は固定価格で取引することにより、森林所有者から発電事業者まですべての関係者が利益を共有できるシステム「兵庫モデル」の構築を目指しているそうです。発電所と聞くと、売電を目的としたイメージを持っていたのですが、営利目的ではなく、地域林業の振興のための発電所であるところがとても興味深く、バイオマス発電のイメージを転換する良い機会になりました。